新型コロナウィルスに関連した高齢者施設での口腔ケア問題(千葉県議会)
「新型コロナウィルスに関連した高齢者施設での口腔ケア問題」を6月定例千葉県議会で紹介していただきました。千葉県担当部局とはきちんとやりとりして頂きました。これで、歯科としての高齢者施設への第二波予防対策は纏まりました。
6月 千葉県定例県議会 横山議員答弁より抜粋
「福祉施設等への支援については、施設や関連事業所向けに衛生・防護用品の備蓄を県でも対応していくとの答弁をいただきましたので、是非速やかに取り組んでいただきたいと思います。
そして福祉施設や事業所の運営上の支援についてですが、利用者側は感染を危惧して福祉サービスの利用を控える動きが見えます。これにより心身の健康に影響を及ぼす「二次被害」が懸念されており、感染症に対応したセーフティーネットの再検討が求められています。
この二次被害への懸念に関して一例として、千葉県歯科医師会が緊急事態宣言下での高齢者施設における訪問歯科診療に関するアンケートを行い、これを八千代市歯科医師会理事の中澤先生が、「新型コロナウイルスに関連した高齢者施設での「口腔ケア」問題」として論文にまとめたものを拝読しましたが、訪問診療の自粛を要因に,当初より懸念していた「口腔ケア」不備に伴う摂食嚥下、発熱、肺炎などの症状が県内で 46%と想定以上の値を示したとのことです。詳しくは千葉県歯科医師会のホームページにも掲載されておりますので、是非ご覧いただきたいと思います。」