審美歯科
また、近年、金属で治療した歯が金属アレルギーの原因のひとつとして注目されています。
この金属を取り除き、身体に害のない素材に変えるのも審美歯科のひとつです。
ここでは、様々な審美歯科の方法をご紹介します。
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ラミネートべニア(前歯の審美歯科)
ラミネートベニアは、歯の表面を0.5ミリくらい削り、その上に薄いセラミックを付け爪のように張り付ける方法です。
歯が欠けてしまった場合、ホワイトニングでは効果が望めない歯の黒ずみや、前歯のすき間を埋める場合等に行います。
通常、2~3回の通院で仕上がります。
<リスク>
◎歯の表面を、少量ではあるが削る必要がある
◎セラミックなので、欠けることがある
◎保険が適用とならないため、費用がかかる
セラミックインレー(奥歯の審美歯科)
セラミックインレーとは、金属を一切使わず、セラミックのみでできた詰め物のことです。
金属を一切使用しないため、金属アレルギーの心配がありません。
また、見た目は天然歯と同様に仕上げることができます。
<セラミックインレーの特徴>
◎金属を一切使用していない
◎金属アレルギーの心配がない
◎天然歯と同様の見た目
- セラミックインレー術前
- セラミックインレー術後
◆治療内容
虫歯になった部分を削り、セラミック製の詰め物を詰めます。
◆リスク
・事前に歯の神経の処置(根管治療)が必要となることがあります。
・個人の噛む力によって、ごく稀に欠けたり、壊れたりする場合があります。
・金属のインレーと比べ、歯を削る量が多い場合があります。
◆治療費
自由診療 1本30,000円~40,000円(税別)
オールセラミッククラウン
オールセラミックとは、金属を全く使用せずに、陶器のみでできた歯のことです。
裏側に金属を使用していないので、歯肉の後退等で歯と歯ぐきの間に金属が露出(ブラックライン)してきたり、金属アレルギーの心配がありません。
また、歯科技工士が1本ずつ丁寧に作り上げるので、天然歯に限りなく近い色に仕上げることができます。
<オールセラミックの特徴>
◎金属を一切使用していない
◎ブラックライン、金属アレルギーの心配がない
◎天然歯に限りなく近い色を再現できる
<リスク>
◎事前に歯の神経の処置(根管治療)が必要となることがあります。
◎個人の噛む力によって、ごく稀に欠けたり、壊れたりする場合があります。
◎金属のクラウンと比べ、歯を削る量が多い場合があります。
メタルボンド
金属で出来たクラウンの一部に陶器を焼付けて作ります。最もポピュラーな歯の治療法です。セット後の満足度が高い治療法です
- 術 前
- 術 後
◆治療内容
虫歯になった部分を削り、金属で出来たクラウンの一部に陶器を焼付けた被せ物をセットします。
上下前歯部に治療を行いました。
◆リスク
・事前に歯の神経の処置(根管治療)が必要となることがあります。
・個人の噛む力によって、ごく稀に欠けたり、壊れたりする場合があります。
・金属のクラウンと比べ、歯を削る量が多い場合があります。
◆治療費
自由診療 合計800,000円(税別)
CAD/CAM
CAD/CAMとは、
CAD : Computer Aided Design (コンピュータによる設計)
CAM : Computer Aided Manufacturing (コンピュータによる加工)
の略称で、従来歯科技工士が手で行ってきた作業を、コンピュータが自動的に行ってくれる最先端のシステムです。
以下のような特徴があります。
製作時間を短縮できる!
短時間で精度の高い技工物を製作しますので、通院回数も少なくて済みます。
料金が安い!
製作には技工技術をさほど必要としないため、料金は通常のセラミックスに比べおよそ半額程度に設定されています。
身体に優しい素材セラミックスを使用!
金属アレルギーや環境ホルモンの心配は無い材料です。色は自然な白さで周囲の歯と調和します。
被せ物・詰め物の保証について
当院では自費治療の保証を行っております。
ただし、当院での年2回以上の定期歯科検診の受診が必要となります。
これは、被せ物や詰め物が壊れなくても、土台の歯がだめになっては意味がないためです。
専門家による適切な予防処置によって歯や歯茎の健康を増進し、歯の寿命を延ばすことができます。
やむを得ない事情により当院で定期歯科検診を受診できない場合は、事前にご相談ください。
●プロセラ、セルコン、セラミックス、メタルボンド、ゴールド
1年未満 | 全額保証 |
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1年~3年 | 5割保証(5割ご負担) |
3年~5年 | 3割保証(7割ご負担) |